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政治 : 下松市のニュース
【山口県】[下松市議選・激戦区を歩く②]
政治下松市◆笠戸島地区(人口=約800人)
笠戸島在住の立候補予定者は1人だが、同島出身の現職の浅本輝明氏や新人の森良介氏、かつて居住した松尾一生氏、父親が同島出身の新人の守田文美氏など島内にゆかりのある立候補予定者が多く、島民の支持の行方が注目される。
奈良山孝司氏 鉄道のまちづくりへ奮闘
奈良山孝司氏(49)=無所属・新=は江の浦在住。下松工高、放送大教養学部卒、山口大大学院中退。日立製作所笠戸事業所やJR貨物中国ロジステックス勤務を経て鉄道イベント会社「のぞみっくすくだまつ」を起業。笠戸島D51592を燦めかせる会会長で、支持拡大に奮闘する。
◆豊井地区(人口=約1,500人)
1989年から33年間も地区在住の現職市議が途絶えており、これまでも他地区の候補者の草刈り場になってきた。前回は久しぶりに地区在住の新人1人が立ったが落選している。
木原愛子氏 障害者活動の経験生かし
木原愛子氏(40)=無所属・新=は東豊井在住。光市出身で岩陽高(現岩国国際高)、防府看護専門学校卒。准看護師のかたわら「障害者・児 親の会さくらんぼ」代表として行政に福祉充実の要望を伝える活動を続けてきた。北斗町の下松工業会館2階に後援会事務所を開設している。
◆末武地区(人口=約1万2千人)
宅地やアパート、マンションの建設で人口が増え続けている末武地区だが、立候補予定者は保守系無所属と日本共産党の現職各1人と、公明党新人1人の計3人にとどまる。
田上茂好氏 中小零細業者支援45年に
田上茂好氏(72)=日本共産党・現=は2期目。望町在住。宇部高専卒で、東豊井の共和電機工業などに勤務した。下松民主商工会の事務局長として中小零細企業の営業と経営を守る活動は45年目になり、党派を超えた支持が3選のカギになる。前回は18位、546票だった。
中谷司朗氏 議長経験の重鎮、7期目へ
中谷司朗氏(62)=無所属・現=は6期目。美里町在住。下松高、神奈川大経済学部卒。市議会議長も経験した議会の重鎮で、現在はホーセイ社長、市消防団副団長。前回は初めて選挙カーを使わず、たすきをかけて徒歩で選挙運動を展開した。前回は10位で830票だった。
柳瀬秀明氏 高田氏後継、支持層固め
柳瀬秀明氏(64)=公明党・新=は同党の高田悦子市議の引退に伴い出馬。山陽小野田市出身で、下関中央工高、広島経済大卒。周南市など大手薬品量販店の13店舗で店長を務めた。同党は昨年10月の衆院選比例区で3,682票を得ており、現職の堀本浩司氏とともに支持層を固める。
◆中村地区(人口=約6,300人)
周南市に隣接する中村地区も人口増加が続く半面、選挙の投票率は低い。前回市議選の投票率は市内全体で42.19%だったが、中村地区は30.57%と市内最下位だった。今回も立候補予定者は日本共産党の現職の1人に限られる。
渡辺敏之氏 支持層の高齢化に危機感
渡辺敏之氏(78)=日本共産党・現=は12期目。潮音町在住。広島県福山工高卒。初当選は1974年で、今回当選すれば在任期間は50年を超える。保守層からの支持が厚い半面、支持者の高齢化が目立っており、危機感を前面に陣営を引き締めている。前回は12位、773票だった。
◆米川地区(人口=約500人)
山間部の米川地区はバス路線の廃止に伴うコミュニティ交通の導入や、地区内に3カ所あった投票所が1カ所に集約されるなど人口減少に伴う影響を受け続けている。市議選では保守系無所属の現職が議席を守り続けている。
村田丈生氏 他地区の「米川票」に支持求め
村田丈生氏(70)=無所属・現=は4期目。下谷(くだたに)在住。下松工高卒。地区在住唯一の市議として地域と行政のパイプ役を務めてきた。地区人口は減っており、市街地など他地区に住む米川出身者に支持を求めている。市猟友会副会長、前市消防団長。前回は13位、767票だった。
