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政治 : 下松市のニュース
【下松市】県道西側の住民は「不便」 市道大海線開通、盛大に式典
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テープカットする国井市長(左から4人目)ら
周辺道路の緩和期待
山口県下松市が2016年から整備を進めてきた都市計画道路の市道大海(おおのみ)線の平田川から県道下松鹿野線までの約230メートルが1日、開通した。利便性の向上や周辺道路の渋滞緩和が期待される半面、県道との交差点が変則的な形態になったため、県道の西側の住民から「県道の東側に行きにくくなった」と苦情が出ており、市や下松警察署の今後の対応が注目される。(山上達也)
国井市長 「交通安全の一層の推進を」
市道大海線は1999年から事業着手し、ディスカウントドラッグコスモス下松店前から平田川までの約900メートルはすでに開通。今回開通したのは平田川からさらに西進した部分になる。計画ではさらに西に進んで末武川までの約830メートルを整備することになっているが、用地買収は進んでおらず、事業着手の時期も不透明だ。
今回の開通部分の総事業費は14億6千万円で、うち11億2千万円は国庫補助金。幅は16メートルの2車線で、両側に歩道があり、街路樹も植えられている。
開通式で国井益雄市長は「開通を機に地域住民の利便性向上、交通安全の一層の推進に努めていく」とあいさつし、金藤哲夫市議会議長が祝辞を述べた。
来賓の市議会の永田憲男建設経済水道委員長、地元の渡辺敏之、中谷司朗両市議▽末武地区自治会連合会の三吉武会長▽大海町東自治会の中原茂自主防災会長、大海町西自治会の常永友二会長、東開作自治会の田村建治会長らが紹介された。
続いて国井市長や金藤議長、重冨所長、三吉会長や、福田浩美下松警察署長、守田宗治、森繁哲也両県議、永田委員長がテープカットをして開通を祝った。
近くの愛隣幼児学園(伊藤三奈園長)の園児たちが市マスコットキャラクター「くだまる」の着ぐるみと一緒に「どこまでも行こう」などを歌って盛り上げた。
西開作自治会長 「住民の利便性考えて」
一方、変則的な交差点で県道から東側に行きにくくなった西側の住民の感情は複雑。県道の西側から東側へはこれまでは車も人も直進できたが、1日以降は県道のセンターラインにポールが立てられ、東側への直進も、南側への右折もできなくなり、左折しかできない。
このため東側に行くには左折して、さらにUターンすることになる。西開作自治会(465世帯)の岡田正彦会長(63)は「もう少し住民の利便性を考えてほしかった。粘り強く改善を求めていきたい」と話す。
市の久保田幹也建設部長は取材に「下松警察署と協議の結果、安全対策上、申し訳ないがこの形状になった。住民の皆さんのご要望をさらにお聞きし、改善策を探っていきたい」と話していた。
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交差点の変更を伝える市広報10月号
