2026年04月22日(水)

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政治 : 下松市のニュース

[下松市長選解説]争点なき選挙戦、低かった関心

 「市政って何?」「市長って何なの?」―少しでも市政に関心がある人なら、このたびの下松市長選の顔ぶれを見てそう思ったのではないか。まるで「仲間割れ」としか思えない一騎打ちは、市民の関心を高めなかった。

 20年前の市長選は合併の是非を問う「政策選択選挙」だから盛り上がった。今回の市長選も現職の国井益雄氏のように、新人の井川明美氏はすべての集会を報道機関に公開することで選挙戦の争点を浮かび上がらせるべきだった。

 政策なき選挙戦の末路は明らかだった。市民の関心が高まらないと、支持の広がりは難しい。得票の範囲が狭められると、とくに新人にとって戦況は不利になる。その答えが投票率にも得票数にも表れたといえるだろう。数字はうそをつかない。

 選挙では候補者とともに、有権者も試される。43.98%という投票率は、有権者も市政に対して負うべき責任に敏感になる必要を示したと言える。

 国井氏に挑んだ井川氏が敗れたことで、国井氏を後継指名した明美氏の父の故井川成正前市長の“しばり”にこだわることは皮肉にもなくなった。3期目は思い切った「国井カラー」が期待できる。
 秋に光市の市川熙市長が引退すれば、国井氏は周南3市の市長で最も在任年数の長い市長になり、3市全体のリーダー的な立場になるだろう。3期目の国井氏の役割は、市内外を問わずこれまで以上に大きくなりそうだ。

(山上達也)

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