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政治 : 下松市のニュース
[下松市議選]定数18に19〜20人? 告示まで4カ月・参政党の動き焦点
政治下松市来年4月5日(日)告示▽12日(日)に投票の下松市議選(定数18)まで、あと4カ月に迫った。定数2減での初の改選だが、本紙の取材では現在のところ現職16〜17人▽新人3人の計19〜20人が出馬の意思を固めているとみられる。全国的に躍進を続ける参政党が独自候補の擁立を検討する一方、日本共産党は複数候補の擁立を断念する方針を決めており、今後の情勢の動きが注目される。
(山上達也)
新人は日立の川口氏、中村地区の原氏
現職で今期限りの引退を表明しているのは元議長の中村隆征議員(80)=末武上=▽日立製作所労組笠戸支部推薦の磯部孝義議員(62)=桜町=。このほか現職1人が本紙の取材に対し進退を「保留」としている。そのほかの現職には引退の動きは見られない。
新人は日立製作所労組笠戸支部で書記長を務める無所属の川口直人氏(38)=生野屋西=が、磯部議員の後継として出馬を決めた。中村議員の地盤を継ぐ新人も無所属で、年内に出馬を表明する。
昨年5月に任期途中で辞職した日本共産党の渡辺敏之前議員の地元の中村地区からは、保護司の原卓也氏(52)=清瀬町=が無所属での出馬を表明した。
川口氏は柳井市の柳井商高卒。日立製作所労組笠戸支部で執行委員を長く務め、現在は書記長。連合山口と電機連合中国地方協議会の推薦を受けている。
原氏は下松高、福岡教育大卒。田布施町の指定障害者支援施設・城南学園の生活支援員のかたわら、保護司や末武中PTA副会長を務めている。
前回の市議選は定数20に対して25人が出馬したが、落選した5人は全員、再出馬の動きを見せていない。
共産は複数候補の擁立断念
注目されるのは参政党。7月の参院選比例代表選で同党は市内で3,867票を獲得し、公明党の2,852票や日本共産党の635票を上回った。下松市議選では複数候補の当選圏入りも余裕で狙える大量得票だ。
参政党県連の広報担当者は本紙の取材に「参院選で我が党は下松市内で大きなご支持をいただいた。市議選でも候補擁立を目指して人選を進めている」と話している。
同党は県内で宇部市議会に1議席を持ち、2023年2月の下関市議選でも善戦。来年4月26日投票の山口市議選で公認候補を決定している。
一方、日本共産党県東部地区委員会は任期途中で辞職した渡辺前議員の後継は立てず、田上茂好議員に公認候補を一本化すると明らかにした。下松市議選で日本共産党の候補者が1人になるのは、1970年以来、56年ぶりのことになる。
投票率低下に歯止めはかかるか?
同市議選は投票率の低下に歯止めがかからず、前々回は過去最低の42.19%▽前回はそれをわずかに上回る45.27%。20年ぶりの選挙戦となった昨年4月の市長選も43.98%だった。
来春の市議選に向けて、少なくとも過半数の有権者が投票に参加するだけの論戦をどこまで盛り上げられるのか、各立候補予定者の熱意と政策、取り組みが問われている。


