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【周南市・下松市・光市】市川光市長「不安の高まり、ひしひし感じる」 使用ずみ核燃料中間貯蔵施設問題
政治その他3市長とも「注視」にとどまる
中国電力が関西電力との共同で山口県上関町に建設を検討している使用ずみ核燃料の中間貯蔵施設について、周南3市の12日の市議会一般質問で計4議員が一斉に取り上げた。3市の各市長はいずれも「国や県、周辺自治体の動きを注視したい」との答弁にとどまり、建設に不快感を示す平生町長、田布施町長、岩国市長とは違うスタンスを示した。
光市議会 「市民の安全・安心の確保を」
建設予定地に3市で最も近い光市の市川熙市長は、仲山哲男議員(共創)の質問に「光市民をはじめ上関町周辺に暮らす皆様の安全・安心に対する不安が今、大きく高まっていることをひしひしと感じる」と答えた。さらに「引き続き中間貯蔵施設の動向を注視する。何より重要なのは市民の安全・安心。今後も市民のさまざまな声に真摯に耳を傾け、市民の安全・安心の確保を念頭に、注意深く計画を見守る」と答弁した。
(山上達也)
下松市議会 「動向を注視し、勉強する」
下松市の国井益雄市長は田上茂好議員(日本共産党)の質問に対して「引き続き近隣自治体として動向を注視する」と答えた。
田上議員は「市長として今までの流れの中で、何か意見は持っていないか」と再質問したのに対し、市長は「一連の情報は報道でしか得ていない。安全・安心の確保を前提に、注視し、勉強したい」と答えた。
(山上達也)
周南市議会 「情報を収集し、動きを注視」
周南市議会では、渡辺君枝議員(日本共産党)が「使用ずみ核燃料が船で輸送された場合の風評被害を心配する声が漁業者から出ている」▽島津幸男議員(周南市民の会)は建設に対する市長からのメッセージを求め「中国電力、関西電力の社長による説明会の開催や、市民の東海村視察が必要ではないか」と質問した。
藤井律子市長は、災害のリスクなど詳しいことがわからないとして「詳細なスケジュール、管理運営、安全管理などさまざまな情報を収集し、国や県、周辺自治体の動きを注視したい」と答弁した。
島津議員の説明会の開催提案には道源敏昭副市長が「関係市町と連携して必要な対応に取り組みたい」と答え、市が情報収集に積極的に取り組む姿勢を示した。
(延安弘行)
