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【センバツ高校野球】光高ベスト8進出ならず 「この経験を夏に活かして」
スポーツ光市センバツ高校野球大会8日目となる27日の第1試合、山口県光市の光高は準々決勝進出をかけて山梨県の山梨学院高と対戦し、1対7で敗れた。
2回表、4番の藤井啓輔外野手のヒットからノーアウト1、3塁のチャンスをつくり、6番の田中春樹内野手の内野ゴロの間に1点を先制。その裏、同点に追いつかれ、5回には山梨学院エースの林謙吾投手のタイムリーヒットで勝ち越された。
試合中盤、升田早人投手は相手打線につかまり、6点差を追う苦しい展開となり、打線は最後まで林投手を打ち崩すことはできなかった。
この日の試合は26日の天候不良によって日程が順延となり、応援団の動きにも支障をきたしていた。車中泊して応援に駆け付けた保護者もいるなか、「取り返しましょう」と試合が終わるまで声を出し続けた応援団らの声援は選手らに届いただろう。
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周南市在住の東達也さんと息子の輝生さん(12)は「試合の順延で仕事の休みと重なったので弾丸で応援に来ました。試合は残念でしたが、感動しました」と親子で応援に駆け付けた。
初戦から球場内で撮影に奔走した市広報・シティプロモーション推進室の中川雅文さんは「このような立場で関わらせていただき、ありがとうございました。ぜひ夏も頑張って欲しい」と貴重な経験ができたと感謝した。
岡本一颯外野手の父親、岡本卓治さんは「良い夢を見させてもらいました。盆と正月が3回きたくらい」と選手らに感謝した。
野球部父母会の大谷英明会長は「良くやってくれました。悔しさもありますが、一生懸命楽しんでここまで来たと思うのでこの経験を夏に活かしてもらえたら。そこに向けて我々もしっかりサポートしていきます」と夏に向けて前を向いて欲しいと話していた。