2026年10月07日(水)

コラム・エッセイ

感染拡大に緊迫感を

翠流

▼周南地域でも新型コロナウイルスが拡大している。6日には下松、光市で1日の感染者としては最多となった。周南市も7日は16人で、その後も2けたが続いた。

▼7日、周南市では新型コロナウイルス感染症対策本部会議が開かれた。感染の急拡大で、山口県がまん延防止等重点措置を適用されることを受けての会議。緊迫したやりとりを期待したが、予定されていた以外の報告はほとんどなく、30分ほどで終わった。

▼予定外の発言は総務部から職員に改めて感染予防の徹底を呼び掛けるという報告ぐらいだった。しかしその内容は一般的なもの。まん延防止措置を意識したものではなかった。11日から新学期が始まる小中学校の対応も資料に記載された内容を確認しただけだった。

▼夕方、市職員1人の感染が公表された。陽性確定日は6日で、その日の閉庁後に所属していた本庁舎2階の課税課とその両隣を消毒したという。県の発表前だったためか、本部会議ではこれも報告がなかった。資料の書面をなぞるだけの会議、開く必要があるのだろうか。

▼PCR検査は県と連携して対応すると報告があった。希望者に検査キットを送付し、だ液を自分で採取して検査機関に送る。即日、結果がわかるというものではない。

▼感染力が強いといわれるオミクロン株、間に合うのだろうか。昨年夏、県は徳山駅に帰省客などを対象にしたPCR検査の検査会場を開設した。県に働きかけて同様の検査体制を周南地域に準備できないだろうか。

(延安弘行)

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