2022年08月08日(月)

コラム・エッセイ

新型コロナ対策の検証を

翠流

▼山口県周南市の徳山動物園では入園時にはマスク着用を求めていたが、先日、屋外の場合はマスクを携帯するだけでよく、屋内でマスク着用に変わっていた。国や国に準じている市の規制緩和に沿ったものだ。

▼感染者の多い大都市では、早くから大相撲やプロ野球などたくさんの観客を入れてイベントが開けているのに、どうして地方都市では100人、200人の集会も遠慮しながら開き、職場関係の歓送迎会も再開されないのか疑問に思っていたが、ようやく地方でもコロナ前へ日常生活が戻り始めた。

▼まだ県内では1日に100人前後の感染者が公表されているが、重症患者がいなくなり、入院患者数も100人以下で落ち着いてきた。このまま順調に減少が続いてほしい。

▼一方でこの2年半、行政や市民はこの世界的な苦難にどう取り組んだのか、記憶が薄れないうちに記録、検証して今後の教訓につなげたい。

▼幼児や一部の子どもを除く全市民を対象にしたワクチン接種は初めての事業だけに、当初の接種予約の混乱から、最近では逆に若い世代が接種を希望しない問題まで出てきた。緊急時の対応として検討しなければならない問題は少なくない。

▼事業所に対して重ねられてきた空前の助成。これらがどう進められたのか。国レベルでは持続化給付金の不正受給が大きな話題になっているが、周南3市の経済分野の助成はどんな効果をあげたのか、今後にどうつなげるのか、検討の場が必要だ。市議会で取り組めないだろうか。

(延安弘行)

LINEで送る
一覧に戻る