コラム・エッセイ
地域の魅力を発信
翠流▼8月の最後の土曜日、周南市の須金、鹿野と須々万を訪れた。須金のなし・ぶどう祭は大盛況だった。鹿野のかの未来カフェでは、総合支所跡地にどんな観光交流拠点施設がいいのか、徳山高専の専攻科の学生が考えた案の説明があった。須々万の飛竜八幡宮の八朔祭りは大名行列や網代みこしの練り歩き、揉(も)み山の奉納で有名だが、今回はコロナ禍で、境内の灯ろうに明かりを入れて静かに祈る祭りになった。
▼豊かな自然にふれあえる環境、おいしい特産品、先人のあゆみを伝える歴史。3つの行事はいずれも周南市の山間部の魅力を充分に味わい、再認識できる行事だった。
▼そのうち、徳山高専の学生の提案の中で、鹿野地区の課題として情報発信の不足があげられていた。提案では同地区の空き家を改修して分散型宿泊施設を作り、情報発信不足の克服へ、利用者受け入れのために世界的な仲介システムによる情報発信と予約の受け付けも加えていた。
▼インターネット、SNSの発達は誰でもが簡単に情報を受・発信できる社会を実現させた。そのための手法は多彩。わが社でも先日からヤフーニュースなどへニュースの提供を始めた。「ヤフーニュース新周南」で検索すれば周南、下松、光市の最近の話題の記事や企業情報などが並び、コメントも書き込める。ホームページも充実させている。
▼システムが発達すればするほど、発信者の熱意をから回りさせない手法も必要になる。新周南新聞社はあなたの「伝えたい」を応援したい。
(延安弘行)
