コラム・エッセイ
周南公立大への支援
翠流▼8月29日は1年生全員が参加するインターンシップのスタート、9月1日は地域DX教育研究センターの新設、3日は周南リビングラボの開催と、周南公立大の新しい動きを連続して取材した。4月に徳山大を母体に開学して5カ月。「地域貢献大学」へ、着々と動き始めている。
▼DXセンター、リビングラボとも目指すのは地域の課題解決。DXを取り入れることで、仕事も暮らしも格段に向上する可能性があるといわれている。リビングラボも住民の参加で地域をデザインする手法、思考方法。アイデアを生み出し、その実現までを「仕組み化」するそうだ。
▼同センターなどの窓口でもある地域共創センターの活動やインターンシップと合わせ、地域、企業の課題を解決し、人を育て、周南、下松、光市など県東部を変えていくことが期待されている。
▼2024年春の情報科学部、人間健康科学科、スポーツ健康科学科、看護学科の創設に向け、校舎の建設作業が始まっている。1年後には1期生の募集時期を迎える。
▼学生への奨学金や、教員の地域を対象にした研究費など大学独自の学生・教員への支援策があればさらに力強い。大学独自でも基金を創設しているが、周南市も例えばボートレース徳山の一般会計への操出金の1割でも周南公立大の学生への支援に回すことはできないものか。学生の周南市への愛着が強まり、卒業後も地域に残る若者が増えれば人口減少の緩和にもつながる。これほど有効な投資はないように思うのだが。
(延安弘行)
