コラム・エッセイ
道路案内に地元のデザイン力
翠流▼御幸通、平和通、岐山通、児玉町、桜馬場通、それに御幸通と平和通を結ぶハッピーとピースのPH通り、文化会館や美術博物館がある「緑と文化のプロムナード」、徳山駅の南北自由通路の「ぞうさんのさんぽ道」。周南市の中心市街地には歴史や造られた時の想いを込めた通りの名前、地名がたくさんある。
▼先週末は桜のシーズン真っ盛り。市文化会館周辺や緑と文化のプロムナード、桜馬場通、東川緑地公園は桜色に染まり、花のアーケードの下をたくさんの人が散策し、お祭りが開かれたところもあった。
▼今年度から来年度にかけ、徳山駅前再開発の完成、周南公立大の新学部・学科増設など誕生から20年の周南市は新たな一歩を踏み出す。新たに訪れる人も増える。
▼周南を訪れた人たちをどう迎えるかが課題だが、その一つに道路などの表示の充実があげられる。緑と文化のプロムナード、PH通り、ぞうさんのさんぽ道、どれも素敵なネーミングだが、小さな表示が隠れるようにあるだけ。住んでいる人には大きな看板よりその方がいいかもしれないが、新たに訪れる人に対してはあまりにも不親切。
▼そこで、活用したいのが以前に駐車場案内システムで使われて幹線道路に残る大看板。今も駐車場の位置を示してはいるが、毎日、目にしている私たちでさえ、どこの駐車場を示しているか判然としない場合もある。わかりやすく、明るいイラストマップのシールを全面に張るなどできないものだろうか。地元のデザイン力に期待したい。
(延安弘行)
案内板
