2026年01月29日(木)

コラム・エッセイ

ファーストムーバー

翠流

▼地球の温暖化を防ごうと、その原因となる二酸化炭素などを削減する動きが世界で展開されている。周南市の周南コンビナートでは主要5社と市、化学工学会で構成する周南コンビナート脱炭素協議会が「周南コンビナートカーボンニュートラル構想」と「周南コンビナートカーボンニュートラルロードマップ」を発表した。

▼2050年のカーボンニュートラルを、コンビナート企業が一つになり、化学工学会とともに実現する新たな挑戦。市役所で開かれた発表会では「ファーストムーバー」「一社ではできないことができる」という言葉が印象に残った。

▼脱炭素の動きは日本でもあらゆる業種で進んでいるが、今回の構想などは、規模が大きく、各社の関係性も複雑だったり、疎遠だったりする周南以外のコンビナートではさまざまな困難があり、周南市だからこそ全国に先駆けて策定できたという。

▼実現までには克服しなければならない技術上の課題があり、新たな投資も必要だが、実現しなければ生き残れそうにないということも事実だ。例えば、2050年にガソリンだけで走る車だけを作っている自動車メーカーが存在できるだろうか、と考えれば、コンビナートも大転換が必要なことがわかる。

▼かつて木炭製造は一大産業だったが、石炭や石油に替わり、日本の炭鉱は世界的な競争の中で多くが閉山した。今、その時以上の大きな変化が世界で、この国で起きている。その先頭を周南市が走り始めている。

(延安弘行)

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