コラム・エッセイ
徳山駅前、魅力アップ中
翠流▼新しい店がオープンした周南市の徳山駅前再開発のエリアや、その周辺の商店街にサバ料理の専門店、人気のパン店、サツマイモのスイーツの店など個性的な店が増えている。
▼戦災の焼け野原から商店街を復興させ、大型店もあって県内有数のにぎわいを見せたが、郊外型大型店の進出で、商店街に古くからあった店や百貨店が閉店。居酒屋が次々に進出して商店街は夜の街になるのかと思われた。
▼それが、今回は昼間に開く飲食店などが次々に出店している。周南市誕生前から30年間続いていた課題の解消にようやく明るいきざしが見えてきた。
▼新幹線の停まる駅に無休の駅前図書館があるだけでも魅力だが、ゆっくりとできるカフェなどのスペースやホテルもできた。
▼商店街の強みはこのにぎわいづくりにたくさんの人や団体、企業、市も関わっていること。商店街や再開発関係の企業、図書館などの指定管理者のカルチュアコンビニエンスクラブや、駅前広場、南北自由通路、公園などのツナガルコンソーシアム。周南公立大学などがある。
▼昭和や平成の商店街と令和の交流・学び・生活スペースが混在している徳山駅前。魅力を増しつつある商店街だが、全国に発信することで訪れる人が増え「大化け」するかもしれない。市を先頭に「オール徳山・周南」で力を合わせ、「PRが下手」と言われる周南市の汚名を返上して新たなステージに押し上げれば、全国的なモデルケースにすることも夢ではない。
(延安弘行)
