2024年12月12日(木)

コラム・エッセイ

花のまち

翠流

▼光市の「光ひまわりプロジェクト」で市内10カ所の農園に植えられたヒマワリが見頃を迎えている。市の名称だけでなく、気候的にも光があふれている光市をアピールする事業。農林水産課が呼びかけて、育てるだけでなく、ヒマワリ畑を回って写真を撮影するラリーも開かれている。

▼光市は花の話題の多いまち。冠山総合公園では約2千本の梅がある「梅の里」の梅まつりや、さくら、ぼたん、ばら、しょうぶのイベントが開かれている。光スポーツ公園のあじさい苑、浅江神社のシャクナゲ苑、市立図書館周辺のつつじ苑、島田川河川公園などの桜が訪れる人を楽しませ、浅江小で子どもたちが育てるニジガハマギクも話題になる。そして今度のヒマワリだ。

▼下松市でも「笑いと花と童謡のまち」を掲げた井川成正市長時代に植えられた、市内各地のしだれ桜や笠戸島の早咲きのカワヅサクラが大きく育っている。

▼まちぐるみで花を育てるには費用と手間もかかる。訪れる人の増加など結果が目に見える形で現れるのは数年先という場合もあり、あと回しにされがちだが、一方で、花が嫌いという人は少ない。

▼周南市も桜並木は知られているが、周南市ならではの花のまちづくりがあれば、光、下松市とともに花の咲く地域として知られるようになる。例えば姉妹都市交流にちなんでブラジル原産のイペーやジャカランダを公園や小中学校に植えるとか、オランダにちなだチューリップの栽培を広げてみるというのはどうだろうか。

(延安弘行)

光市のヒマワリ畑

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