コラム・エッセイ
2024年10月27日
翠流▼10月27日は光市長選、光市議選、衆院選の投開票日。自民、公明党が大きく議席を減らして両党を合わせても過半数を確保できず、立憲民主党、国民民主党など野党が伸びる歴史的な日になった。
▼この日、下松市では福祉健康まつりを取材。ボランティア団体や専門職種の団体などの皆さんの熱意にふれることができた。
▼徳山駅周辺の商店街では、周南蚤の市や、若葉公園秋まつりは海外でも活躍しているアイドルが登場して盛り上げていた。ハロウィンの行事もあり、仮装した親子も多かった。駅前の再開発ビルもしばらく来ない間に新しい店が入り、にぎやかになっていた。
▼夕方からは光市長選、市議選の取材。市長選は木村信秀氏、市議選は井垣伸子氏の取材を担当。日付が変わるころ、木村陣営の取材を終え、続いて井垣氏の事務所で取材し、終わったのは午前2時。帰社して衆院選の行方を気にしながら原稿を仕上げた。
▼市議選では当選した新人3人のうち2人が女性。警察官や米国留学経験もある藤川みゆき氏、関西学院大学名誉教授の井垣伸子氏が、大和町議も経験しているベテランの林節子氏、2期目でパソコン教室運営などの企業を経営する早稲田真弓氏に加わる。市長も新たに芳岡統氏が就任する。
▼人口減少など課題は少なくないが、国政も大きく動く中、地域で頑張っている人に接し、周南3市はきっと、今以上に活気のある地域になると感じた1日だった。
(延安弘行)