2026年10月09日(金)

コラム・エッセイ

第四十五手 「囲碁と今年の振り返り②」

「碁」for it 小野慎吾

 周南市内での囲碁活動についての振り返りを行いたいと思います。

 まずは周南市内での出来事ですが、悪い出来事と良い出来事があります。悪い出来事は、徳山中央棋院にかれこれ30年以上碁会所に通われていた囲碁愛好家の方がお一人亡くなられました。

 私自身も中学生の頃より「小野君、囲碁の調子はどうかね?」等の優しい言葉を生前に沢山掛けて頂きました。ここ数年は碁会所の方に顔を出される事は無かったですが、どこかで元気に囲碁をされている事と思っておりました。天国で碁会所の友達との囲碁を楽しんでおられることでしょう。

 徳山中央棋院内の平均年齢は70歳以上でここ数年は、毎年訃報を耳にする事が多くなりました。今、碁会所で元気で打たれているお客様のご健康を祈るばかりです。

 良い出来事につきましては、市内の囲碁イベントが少しずつ復活してきた事です。

 例年であれば2〜3カ月毎に市内の囲碁愛好家が集まる「秋月囲碁大会」も参加人数に制限をかけているものの、再開されたという事で待ちわびていた方も多かった事でしょう。

 子供囲碁大会で言えば、全国各都道府県で予選を行う「くらしき吉備真備杯こども棋聖戦」が本年より再開となりました。この大会は小学生が対象で、優勝した選手は岡山県で行われる全国大会に招待されます。全国大会の上位者の半数はプロ棋士になっており、プロ棋士になる登竜門とも言える大会です。

 山口県は11月7日(日)に県予選を行い20名弱の参加がありました。今まで、同大会は優勝者と準優勝者には賞状が渡されますが、トロフィー等の副賞はない大会でした。昨今の囲碁大会への協賛離れは進んでおり、他の大会でもトロフィー、賞状はないという大会は珍しくない状態になっています。

 囲碁子供大会を行う趣旨は、「日本の伝統文化である囲碁を通じて、こどもたちの思考力や集中力を養うとともに、礼儀やマナーを育成し、地域文化の振興に寄与する」事が昔よりの考え方です。

 本年、同大会への協賛社を探していたところ、「トヨタカローラ山口株式会社」様にトロフィー及び副賞の協賛をして頂きました。この場を借りて、改めてお礼申し上げます。

 日々練習をしていた子ども達にとっては、その努力の結果が、賞状、トロフィーに繋がる事は自身の誇りに繋がると筆者は考えています。トロフィーを貰えた子は自信になり、また惜しくも入賞を逃した子は「次回こそは!」というやる気に繋がる事でしょう。大会終了後には、じゃんけん大会も行い子ども達に景品を配る事が出来、みんな楽しそうでした。(じゃんけん大会が一番楽しそうだった様に思います。(笑))

 来年以降も良いイベントが開催できればと思うばかりです。来年も良い囲碁ライフをお楽しみ下さい。

 今年も来年も楽しく「碁」for it(頑張る)!

久しぶりの子供大会にドキドキ

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