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経済 : 光市のニュース
【光市】[OPEN]プロレスと発酵飲料「ミキ」 DROP KICK内に ミキ製造所 結堂
経済光市山口県光市花園1丁目でプロレスのチケットやファーストフードを販売するDROP KICK店内に、発酵飲料を取扱う「ミキ製造所 結堂」が8月23日(火)に期間限定でオープンしている。
ミキは沖縄に伝わる米の発酵飲料で、巫女(みこ)がお供物として作っていた口噛み酒のこと。昔は唾液で作っていたが、現在はさつまいもの酵素で発酵させて作る。米の甘みと発酵の酸味を感じ、さっぱりとして米のヨーグルトのようだという。
初めてミキを体験する人でも氷とミルクのシェイク(Sサイズ378円)や、まろやかな味わいのバナナスムージー(Sサイズ540円)として提供するので飲みやすい。(金額は全て税込み)
フルーツなど他の素材もできるだけ無農薬のものを使用。スムージーには砂糖の代わりに宮島の蜂蜜を選ぶなど、使う食材にもこだわっている。
身近な人が大腸がんになったことをきっかけに、人のために何かできないかと腸活について調べ始めた店長の林田真由美さん(46)。腸活が手軽にできるミキと出会い、ワークショップを開催するように。より簡単に飲んでもらうためにとカフェを開くことにした。
林田さんは「体に良いものをおいしく飲んでもらいたい一心でやっています。ぜひ一度飲みに来てください」と来店を呼びかける。時期は未定だが状況が整い次第、移転オープンする予定。
取材中、プロレス好きの男性と、テレビで知ってミキを飲みに来た女性が入店。男性は店内のプロレスグッズを見て楽しそうに語り、女性は「クセもなく誰でも飲めそう。おいしい」とミキを楽しんでいた。
「プロレス」と「腸活」の異色の組み合わせは、新たな好奇心を掘り起こすかもしれない。

店主の林田さん(左)とスタッフ
[ミキ製造所 結堂]
住所:光市花園1丁目12-12
TEL:050-8883-6205
営業時間:午前10時から午後4時
定休日:月曜・第3日曜