2026年10月11日(日)

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福本さんが青年漁業士に 光市で33年ぶり認定 農家生活改善士2人も

 漁業青少年のグループ活動のリーダーとして活躍し地域漁業の中核となる資質を持つ「青年漁業士」と、優れた営農と生活を実践し女性農業者の育成などに取り組む「農家生活改善士」の2020年度の認定式が、21日に山口市の県庁で開かれた。

 周南地域からは、光市光井1の福本孝介さん(35)が青年漁業士、周南市須万の福田照美さん(44)と下松市桜町3の河村真弓さん(63)が農家生活改善士に認定され、福本さんは光市で33年ぶりの〝漁業士〞の認定だった。

 青年漁業士は、5年以上の漁業経験を持つ40歳未満の青年が対象で、神奈川県から移住してきた福本さんは2014年に2年間の長期漁業研修を修了。就業して7年目で、現在は小型底引き網漁業でシタビラメやワタリガニなどを取り、タコつぼによるタコ漁を営んでいる。

 網の手入れや船の操縦などすべてを1人でこなすため、効率的、合理的な経営を実践している。地域のイベント活動やグループ活動にも熱心に取り組み、長期漁業研修生や若手の良き相談役となっている。福本さんは「自分がやってきたことが認められうれしい」と話した。

 農家生活改善士は35歳以上の農家の女性が対象。福田さんは家族で経営する福田フルーツパークで、ブドウとナシを主に栽培。農園の魅力を高めるためジャムの加工、菓子の販売、カフェの運営などに取り組んでいる。 須金ぶどう梨生産組合女性部員として地域の若手女性農業者と積極的に交流を図っている。経営方針や役割分担、就業環境などを家族間で取り決める家族経営協定を結び、意欲的に働ける環境を整備している。

 河村さんは夫婦で野菜専業のファーム和(なごみ)を経営し、ホウレンソウ、トマト、ミニトマトなどを栽培。農場は農産物の安全や環境保全などの基準を満たすASIAGAP認証を受けている。

 家族経営協定を結び、小学校の出前授業など市主催の料理講習などに協力し、食育や地産地消を推進する活動に取り組んでいる。

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