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【光】1300hpaの夢の世界へ ひかり苑に県内初「高気圧酸素ボックス」
地域光市光市三井のデイサービスセンターひかり苑(内冨昭施設長、35人)に「高気圧酸素ボックス」がお目見えした。同施設によると県内の介護福祉施設では初めての導入で、同施設に通う高齢者の人気を集めている。
同施設は社会福祉法人ひかり苑(河野亨理事長)が経営。この高気圧酸素ボックスは㈱タイムワールド(本社・東京)製の「O2BOX」で、縦2メートル、横3メートル、高さ2.6メートルの鉄製のコンテナ型。
中に4~5人が入ることができ、最大で1300ヘクトパスカル(hpa)まで気圧を上げられる。圧力が体内のリンパを刺激し、酸素の働きでリンパの流れと血流の促進が期待できるという。
同施設は「O2BOX」をリースで導入。隣接する地域密着型デイサービスセンターひかり苑(内冨理事長、18人)の利用者も一緒に使っている。
O2BOXの利用者の評判はよく、上猶エイ子さん(89)は「よく眠れるようになった」▽小林久美子さん(86)は「歯槽膿漏の症状が軽くなった気がする」▽内藤洋子さん(83)は「ここに通うのが楽しみになった」と楽しそう。
同法人の河野暖企画部長兼業務部長は「たくさんの皆さんに使っていただき、さまざまな効果を実感してほしい」と話している。
今後、同センターの利用を検討している人には食事も含めて1日無料体験を受け付けている。希望者は予約が必要。問い合わせは同センター(0833-76-1170)へ。
