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政治 : 下松市のニュース
【下松市】Kビジョン㈱ 4Kカメラで夜の増水もはっきり 3河川に設置 スマホでいつでも確認
政治下松市山口県下松市と同市のケーブルテレビ会社、Kビジョン㈱(峰圭一社長)は7日、河川監視カメラシステム「くだまつ河川カメラ」の実証実験を始めた。同市内の切戸川、平田川、末武川にカメラを1台づつ設置し、市民はその映像をスマートフォンやパソコンでいつでも見ることが可能。増水時の防災や避難行動につなげる。
この取り組みは2019年に両者が交わした「地域BWAを利用した河川監視システムに関する覚書」に基づくもので、地域BWAは地域の公共サービス向上を目的とした高速データの無線通信サービス。無線局免許は総務省が付与し、同社は2017年から地域BWA事業に取り組んでいる。
今回設置の監視カメラは、ソーラーバッテリーを搭載したワイヤレス型で1分置きに河川の映像を自動更新する。無日照でも5日間作動し、電力や通信ケーブルが整備されてない場所、臨時で監視が必要な災害現場でも簡単な工事で設置できる。深夜でも明るく映し出す4K超高感度カメラは全国初の導入で夜間の豪雨時の状況なども確認可能となっている。
災害時などの集中アクセスでも自動的に回線容量とサーバーを増強する仕組みで安定したサービスを提供。切戸川と平田川には今回の設置場所とは別に県の監視カメラがあり、双方を活用することで自主的な避難行動などにつなげる。アクセスはくだまつ河川カメラのQRコードから。
この日は同社の峰社長、新規技術開発BCP担当の土本耕三さん、技術部の浅田将人係長が市役所を訪れ、国井益雄市長、広中和博総務部長、田村貴恵防災危機管理課長に実証実験の概要を報告した。
峰社長は「シンプルなカメラなので防災、減災に限らず道路状況、防犯などに活用できると思う。これからも弊社のインフラを活用してお役に立てることを色々考えていきたい」と話した。国井市長は「このくだまつ河川カメラをはじめとする有益な防災情報の積極的な発信に努め、市民の迅速かつ適切な避難行動を支援していきたい」と感謝した。
