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読者の声 : 下松市のニュース
[投稿]おみくじをもっと読み込もう 楽しもう
読者の声下松市今年も初詣に行き、おみくじを引いた。そのとき、隣り合わせの家族の会話が聞こえた。
「お父さん、小吉と末吉はどちらが上なの?」
それへの父親の回答は聞こえなかった。
テレビでもレポーターがおみくじを引いて「大吉」だとはしゃいだり、「小吉か〜」とがっかりし、それで終わる姿をよく観る。懸賞で何等かを当てるのとは違うはず。内容をよく読み、自分の行動を振り返り、今後気を付けることを自分に言い聞かす。仮に「凶」が出ても、今が底だと思って身を引き締めて向上するように努力していけばいいじゃないかと思う。
とはいうものの、かくいう自分は凡人故、りっぱなことは言えない。行動を厳しく反省し、日々向上に努めているとは言いがたい。ただ折角、和歌も載っているし、項目別に参考になることもあるので表も裏もじっくり読んで何かを吸収したり、生きていくヒントにしたらいいなと思っている。
近代のおみくじと言えば、明治時代に周南市のニ所山田神社の宮本重胤宮司が女性解放運動を推進するため「女子道社」をつくり、機関紙「女子道」の資金を捻出するため和歌を載せたおみくじを販売した。今でも全国でもおみくじの7割前後のシェアを持つことは多くの人がご存じだ。
そんなことも思って、おみくじをもう少し読み込んだら味が出るのではないか。何かのヒントを見つけることができるかも知れない。
木原 陽一郎(79)(下松市大字河内)
