コラム・エッセイ
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新しい出会いに向けて-この町・あの人・この話- 浅海道子
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ありがとう、すみません
齢を重ねると自分の気持ちと見かけは離れてくることが増え、乗物で席を譲られる事もしばしばになる。 そんな時遠慮がちに、でも有り難く譲り受けて「すみません」と言...
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金は時なり
開花宣言が競うように発せられ、満開を伝える桜便りが行き交う春爛漫の候。それは同時に学業を終えた若者達が更なる学びへ、勤労の場へと旅立ちに臨む時期でもある。 ...
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オータニサン
年を重ねると時の流れは緩やかになるのだろうと想像していた。周囲に合わせて自分も動く若い頃なら時間の感覚は現実の時の流れに同調するが、日々の決まった務めから解放...
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情報と運
春爛漫。桜も花開き、新年度の開始を目前に老いも若きも新たに始まるそれぞれの歩みの第一歩への思いを馳せる時でもある。入学、卒業、就職など、これまでの日常を一変さ...
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ゴールド免許
齢を重ねて傘寿を迎えた後期高齢者ドライバー。指折り数えてみれば、初めて運転免許証を手にしたのが三十数年前だから、常日頃善良な模範的日本国民を自認している身に当...
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ぴんぴんコロリ?
3月。年度終わりの決算、締め業務で身も心も忙しいこの時期。今年はこれに加えて来年度の事業入札の準備が重なって、自分だけでなく、周囲を全て巻き込んで、てんやわん...
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若素放出?
医師の卵のGさん。孫娘ほどにも世代は離れているが、気がつけばもう10年近くのお付き合いになる。 故国を離れ、言葉も生活様式も異なる日本暮らしのスタートで語学...
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李下に冠
「瓜田に履(くつ)を納(い)れず 李下に冠を正さず。」 あらぬ疑いをかけられぬよう、身を正す心構えとして引合いに出されることの多い故事・成句で、様々な場面に...
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傘寿礼賛
八と十を合せると略字の傘の字になるから傘寿と言い、七と十と七では崩し字の喜の字だから喜寿、八と十と八では米寿で、九と十では卆寿、九十九は百から一を除いて白寿。...
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希望のカレンダー
新年早くも2月。ロシアのウクライナ侵略1カ年。人の営みに関わりなく、時は確実に過ぎてゆく。 学校があり、勤めがあった若い頃なら、今日が何月何日であれは何日前...
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少子化晩婚説の怪
日本国最大の社会・経済問題と考えられる少子高齢化。社会福祉費増大・税収減少の直接原因で、どこが政権を取ろうとその対策が最大の政治課題となることは明らかだ。 ...
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初夢、正夢
三が日も、松の内も、成人の日も、お年玉つき年賀はがきの抽選も終わって、今ごろに初夢の話ではタイミング違いの気がするが、お許しいただこう。 初夢というのは元日...
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削除、リセット
毎年タイミング遅れながら、明けましておめでとうございます。本年も健康第一に、よろしくお付き合いお願いします。 年の始めに思うことはほとんど変わらないが、年を...
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個の力
地球上で最後まで生き残る生物は何かという問いへの答えは「人間」でないことは確かなようで、それは蟻だろう、ゴキブリだろう、いや、ネズミかと、色々言われている。 ...
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紅葉泥棒
師走の訪れにふさわしい寒さが日本中を覆った朝のニュースで、京都の建仁寺で紅葉の枝が無断で切り取られるという被害があったことが報じられた。 紅葉の名所として知...
