コラム・エッセイ
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続々周南新百景 / 再 周南新百景 佐森芳夫(画家)
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(番外)再から再々へ
「再周南新百景」の旅が、終わった。平家の落人伝説が残る周南市須金の「清水観音堂」から始まった旅は、途中で何度も休憩や寄り道を繰り返しながら、「JR美祢線...
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(100)JR美祢線(2)
去りがたい気持ちを押し切って、鉄橋が倒壊したJR美祢線の現場を後にした。そして、倒壊現場から約700メートル離れたところにある大沖(おおおき)第2踏切に...
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(99)JR美祢線
以前から、今年6月末の大雨によって被害を受けたJR美祢線のことが、気になって仕方がなかった。テレビや新聞などで連日のように報道された惨状を目にするたびに...
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(98) 朝月夜(あさづくよ)
最近、空を見上げることが多くなった。季節の澄みきった空気が、空をより美しく見せているからかもしれない。あるいは、歳を重ねたことによって、空を見上げるだけ...
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(97)アサギマダラ
熊による被害が、全国各地で発生している。その被害の内容には、最悪の事態を含む深刻なものも多い。周南地域でも、熊の目撃情報が連日のように発表され、ついには...
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(96)「瀬戸内色」電車
10月14日は「鉄道の日」であった。「鉄道の日」は、明治5年(1872)に日本で初めて新橋―横浜間に鉄道が開通したことを記念し、平成6年(1994)にこ...
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(95)紫蘇(しそ)の実
今年の夏は、とにかく暑かった。最高気温が35度以上の猛暑日や夜間の最低気温が25度以上の熱帯夜が連日のように続いた。その異常な暑さに、ついには体力だけで...
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(94) 秋祭り(2)
各地で秋祭りが開かれている。そのほとんどが4年ぶりの開催となった。その理由は、令和2年から令和4年までの3年間は、新型コロナウイルスの感染拡大によって祭...
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(93)秋祭り
9月23日(土)、24日(日)、周南市富田にある山﨑八幡宮で秋祭りが行われた。山﨑八幡宮の秋祭りは、本山(ほんやま)神事で有名である。特に、坂から落とさ...
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(92)ジャズを聴く
今年の正月、持っていたすべてのオーディオ機器を処分した。その主な理由は、体力とともに聴力が落ちてきたことにある。その衰えは、ある日突然やって来るものでは...
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(91)「大都会」風景
「大都会」は、かって憧れの場所でもあった。テレビドラマやヒット曲の題名になったことも関係していたのかもしれない。ところが、最近では当時ほどの魅力が感じら...
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(90)須々万八朔(はっさく)祭
8月26日(土)、周南市須々万で八朔祭が開かれた。八朔祭は、飛龍八幡宮の境内社、菅原神社の例祭であり、陰暦の八月朔日(さくじつ)に行われたことから八朔祭...
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(89)享保大飢饉供養塔
周南市戸田から湯野に向かう県道27号沿いに、一基の石碑が建っている。かなり大きな自然石であるが、山肌に掘られた窪地にあるため、石碑が建っていること自体に...
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(88)安田の糸あやつり人形芝居
所作(しょさ)という言葉がある。その意味は、あえて説明するまでもなく「ふるまい、身のこなし」のことであるが、毎日の生活を振り返ってみるとすっかり所作の言...
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(87)島田人形浄瑠璃芝居
雪が舞っている。大和の国、新口(にのくち)村の孫右衛門は寺の行事に向かっていた。その様子を、幼馴染の家から人目を忍ぶようにして見つめているのは、養子に出...
