コラム・エッセイ
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続々周南新百景 / 再 周南新百景 佐森芳夫(画家)
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(12) シラサギ(白鷺)二
古くから、サギ(鷺)は神の使いと伝えられてきた。その理由は定(さだ)かとは言えないが、おそらく、空を自由に飛ぶことができる鳥は、神の世界と行き来できるも...
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(11) シラサギ(白鷺)
冬の川面には、いろいろな野鳥が集まってくる。越冬するために日本にやってきた冬鳥もいれば、渡り鳥でありながら渡りを止めて住み着くようになった留鳥(りゅうちょう...
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(10) 多肉植物
2階には、小さな三角出窓がある。名前ほどしゃれたものではなく、改築の時に付け足しただけの質素な窓にすぎないが、それでも日々の生活の中で欠くことのできない...
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(9) ヤツデ(八手)の花
ヤツデは縁起の良い植物とされている。そのためであろうか、玄関や庭に植えられている光景をよく目にする。葉そのものは、深緑色の地味な色であるが、冬に咲く白い...
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(8) 冬野菜
いろいろな種類の野菜がある。それぞれ形も違えば、色も違う。味も違えば、育ち方も違う。それらのひとつひとつを並べてみれば、それぞれの良さを、収穫できた喜び...
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(7)柚子(ゆず)
柚子をもらった。黄色く色づいた実からは、柚子特有の心地よい香りが漂ってきた。そして、何より嬉しかったのは、わざわざ葉っぱが付いたままにしてくれた知り合い...
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(6) マリーゴールド
十月に入るころになると、猫がヒザの上にやってくる。日ごろは呼んでも来ることのない猫が、この時ばかりは自ら進んでやってくる。微妙な気温の変化を、猫独自の繊...
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(5) リンゴ(ぐんま名月)
「銅」と書いて「あかがね」と読む。そんな珍しい地名が、山口市阿東蔵目喜(ぞうめき)にある。その名前が示している通り、かつてこの地域が銅と深く関わってきた...
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(4) 有楽町
久しぶりに、周南市有楽町の通りを歩いてみた。50年近く前には、職場から近いこともあって、毎日のように来ていた有楽町であったが、職場が変わった数年後からは...
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(3)ずくし(熟柿)
今年は、柿が豊作であった。いたるところで、たわわに実った柿の木を目にした。晩秋にふさわしいとも言えるその風景をみると、なぜか、みんなが貧しかった時代の子...
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(2)アサギマダラ
突然、チョウが舞い降りてきた。各地でアサギマダラが飛来したとの報道もあったが、狭い裏庭の目立たない場所に植えられたフジバカマでは発見されることも難しいだ...
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(1)清水観音堂
ついに、念願であった清水(きよみず)の観音様に、お参りすることができた。コロナ禍の今、清水とは言っても京都の清水ではなく、周南市の北部、須金地区にある清水集落...
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(番外)続々から再へ
続々周南新百景の旅が終った。周南市徳山動物園の「スリランカゾウ」をスタートにして、ほぼ週1回のペースで歩き続けてきた旅も、最終回の「十六夜(いざよい)の...
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(100)十六夜(いざよい)の月
最近は、空を見上げることが少なくなった。それが夜空ともなれば尚更であろう。その理由は、気持ちにゆとりが無くなったと言うよりも、わざわざ空を見る必要がなく...
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(99)トンボ(蜻蛉)
夏になると、ハグロトンボが裏庭にやって来る。毎年のように来ることに気づいたのは、かなり前のことであったような気がする。なぜ、決まったように、この場所に来...
