コラム・エッセイ
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おじさんも頑張る!~山の話あれこれ~ 吉安輝修
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今年を振り返る2020「ちょっとだけ希望が…」
コロナ禍により、経済も落ち込み閉店、休業、失業などの話題に加えて最後の砦の医療機関に余力はなく、医療崩壊という最悪のシナリオがちらつく。身近な場所での感染情報...
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親不知を目指す㉗「山なんかに行かぬに限る」
ちょっと縁起の悪い話題を…。山に縁遠い人にとってはどうでもよいことだが、山岳遭難死亡事故の原因をご存じだろうか?北アルプスや八ケ岳などを抱える山岳県でもある長...
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親不知を目指す㉖ 「やっぱり一人が良い」
白馬岳は花の山としても有名だ。「花の百名山」というのがある。折からの深田百名山ブームに乗じたわけでもないだろうが、山好きな作家として有名な田中澄江の同名随筆が...
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親不知を目指す㉕ 「記念にはならないが…」
午前6時前に白馬(しろうま)岳の山頂に立った。多くの登山者が、ご来光を山頂から眺めようと夜明け前から列をなして登って来ている。ざっくりと30人ばかりだろうか。...
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親不知を目指す㉔ 「荘厳な朝を迎えた」
日の高いうちにテントを立てた。早々に寝場所を確保したことは、山の教科書でいえば大正解だが、他にやることがないので困る。若い時ならいざ知らず、歳を取ってからは眠...
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親不知を目指す㉓ 「秋の山が良い」
山歩きのベストシーズンはいつ頃かと尋ねられることがある。四季折々それぞれの顔に甲乙つけがたいが、個人的には森林限界を超える山を歩くのなら秋が良い。それも9月の...
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親不知を目指す㉒ 「きょうの行動は終了!」
本降りの雨とガスで視界もほとんどきかず、落ちたらケガでは済まない不帰の瞼の岩稜を誰にも出会うことなく歩いた。(もっとも落ちても誰も見ていないので当分の間は大事...
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親不知を目指す㉑ 「またまた予定変更」
一人歩きの醍醐味は、何といっても誰にも気兼ねをせずに自分の都合で計画を変更出来ることと、その後の行動を一生懸命に考えることかもしれない。 初日からヘルメット...
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親不知を目指す⑳ 「汗が流れる」
雨の唐松岳山頂の視界はほんの10メートルほど。カッパのフードをバチバチと雨がたたく。本降りの雨の中を歩くのは気が進まない。もし、これが登山口での状況なら間違い...
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親不知を目指す⑲「やっぱり叱られそうだ」
装備を最小限にした山歩きでは不便、不快などは覚悟というか、承知の上なので節約と耐乏が基本となる。 食事はお湯を入れたら出来上がりなので面倒ではないが、必要以...
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親不知を目指す⑱ 「それでも高いと思いますか?」
山にもいろいろルールがある。北アルプスなど国立公園内の山となると、それなりの決まり事があって、なかなかやかましい。特にキャンプに関しては、登山者はどこでも好き...
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親不知を目指す⑰「時を忘れて…」
それにしても素晴らしい眺めだ。雲(ガス)一つない大展望というのも良いが、山肌にからみつくようにガスが沸き、ひと時も同じ姿を見せない一瞬の芸術とでも言おうか、次...
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親不知を目指す⑯ 「これは素晴らしい!」
多くの人が訪れる八方池の標高は2千メートルでリフトを降りて200メートル登ったことになる。ここを過ぎると次の目標は唐松岳(2,696メートル)で、後700メー...
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親不知を目指す⑮ 「身勝手でひとりよがりな人間」
視界はせいぜい数十メートルだが、非常によく整備された登山道(遊歩道)に全く不安はない。よそ見でもして転んでしまえばケガもあろうが、普通に歩く限りはそんな心配は...
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親不知を目指す⑭
テント泊での山歩きでは、基本は衣食住の全てを背負って歩くことになる。特に入山初日は食料、燃料などいずれは消耗して軽くなる物が最大重量で肩と背中にのしかかってい...
