コラム・エッセイ
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おじさんも頑張る!~山の話あれこれ~ 吉安輝修
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親不知を目指す⑬
山歩きにもいろいろなスタイルがある。一つの山の山頂を目指す「ピークハント」と、稜線伝いに歩いて山頂をつなぐ、いわゆる「縦走」というのが一般的だろうか。どちらが...
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親不知を目指す⑫ 「ちょっと溜息も出るが…。」
山歩きにヘルメット携行というのは今の時代では常識で、例えるなら、車に乗るならシートベルトみたいなものかもしれない。もっとも低山なら必須ではないが、北アルプスな...
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親不知を目指す⑪ 「困った!」
宿についたら荷物整理だ。出発前にザックに放り込んだ道具類を全て出す。食料関係は一晩かけて確認しながら小分けにしているので問題はないはずだ。テントのガイライン(...
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親不知を目指す⑩
それにしても連日の尋常でない暑さには参る。ひと昔前は30度を超えれば「きょうは暑いのー!」とぼやいていたような気がする。子どもの頃から日本の最高気温は山形県の...
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7月豪雨から思うこと③ 〜「暑さ寒さを愚痴るだけの生き方」
長い梅雨がようやく明けたと思ったら、今度はいきなりの猛暑だ。昼過ぎに軒先にぶら下げてある温度計はなんと34度を指しているではないか。日陰でこれだから直射日光の...
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7月豪雨から思うこと② 〜「何が普通だったのか」
今年の梅雨は九州から東北まで全国各地で甚大な被害を出した。ニュースを見ていると山形県から秋田県あたりに居座る前線が、過去に例がないほど雨を降らしていると報じて...
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7月豪雨から思うこと① ~嘘のようだが本当の話
コロナの話題は巷にあふれているので、敢えて「おじさんも頑張る!」の話題にせずに、山歩きの話などを呑気に書いていた。ところが、このコロナ禍の最中に、九州を中心に...
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「親不知を目指す」⑨ 「この余裕がいい」
山口から北アルプス方面に行くとなると、その行き帰りの移動がなかなか厄介だ。よほど効率よく動かないと乗り継ぎで長い待ち時間ができたり、中途半端な場所で一泊するこ...
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「親不知を目指す」⑧ 「危ない、ない!」
思い返してみると、ドタバタの出発準備だった。食料の分配や小分け作業は夜中に数時間近くかけて行った。買って来た物をまとめてザックに押し込んでもいいのだが、都度全...
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「親不知を目指す」⑦ 「何を置いていくか…」
今に始まったことではないが、最近、物忘れの頻度が高くなってきた。時計が無い、メガネが無いのは日常で、それを見越して予備があるので困りはしないが、靴を履いて外に...
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「親不知を目指す」⑥ 「質素を旨とする」
最近はコロナの影響なのか、密を避けてのアウトドアがブームらしい。テントを持参して家族でキャンプに出かける人が多くなったとテレビで言っていた。 見ていると、キ...
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「親不知を目指す」⑤「軽量化その2」
前回、山の準備について少しふれた。これまた他人のどうでもよい山遊びの話だ。普段は山の話など聞かれない限りは自分の方から話すことは皆無に近い。山をある程度歩いて...
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「親不知を目指す」④ 「重要な支度」
北アルプスの主脈を通して歩こうと決め、いよいよその一歩を踏み出したのは今から5年前の2015年9月のことだ。以前この紙面で長々と顛(てん)末を披露したが、ちょ...
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「親不知を目指す」③「日本アルプスの起点」
北アルプスの主脈とは南は西穂高岳を起点(終点)にし、ほぼ真北に向けて130キロ歩いた先の日本海、親不知海岸(新潟県)が終点(起点)となる。これは、明治時代に日...
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「親不知を目指す」②「体がゆーことをきくうちに…」
若い時は、一度思い込んだら他のことは何も目に入らないし、周りから何を言われても聞く耳を持たない。やってみたいことがあれば明けても暮れてもそのことばかり。欲しい...
