コラム・エッセイ
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おじさんも頑張る!~山の話あれこれ~ 吉安輝修
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祖母〜傾山縦走記㊲ 《いろんな登山者がいるもんだ》
とうとうカレンダーが12月になった。この『祖母〜傾山縦走記』もあっちこっちに寄り道をするので1年近く経ったがなかなか終わらない。年寄りの思い出話をダラダラと書...
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祖母〜傾山縦走記㊱ 《お行儀は悪いが…》
祖母山からほぼ視界の無い中を約8時間歩いて今夜の宿となる少々年季の入った九折越の小屋にたどり着いた。ここは常駐の管理人のいないあくまで避難小屋なので寝具も無け...
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祖母〜傾山縦走記㉟ 《怖くも何ともないと豪語していたが…》
地図上では本谷山を越えるとこの縦走路の4分の3を歩いたことになる。今夜の目的地、九折越避難小屋まであと2時間足らずといったところだろうか。今のままのペースなら...
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祖母〜傾山縦走記㉞ 《山のゴミから考える》
山のゴミの話からまたまた本筋からそれる。今でこそ「山で出たゴミは全て持ち帰る」というのが常識中の常識で、日帰りはもちろん1週間の長期山行でも全て持ち帰って当た...
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祖母〜傾山縦走記㉝ 《適度な緊張感がすこぶる良い》
祖母山と傾山の縦走コースで一番標高が低いのが尾平越で約1,180メートルだ。祖母山(1,756メートル)からいくつものピークを越えるアップダウンが続いたが、基...
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祖母〜傾山縦走記㉜ 《安心安全な天然水?》
山での水のことを少し。日帰りの山歩きならともかく、山中で何泊かする縦走となるといかに水を確保するかが問題となる。数日分を始めから背負って歩けばよいが、1日に最...
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祖母~傾山縦走記㉛ 《シカやカモシカに罪はない》
祖母傾山縦走路のほぼ中間点となる尾平越だが、やはり鹿などによる採食で草地化が著しい。スズタケや小灌木はとうに枯死して分解してしまったのか、今立っているのは大径...
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祖母~傾山縦走記㉚ 《山歩きなんて全て自己責任》
歩き出して約4時間。この祖母傾山縦走路で一番標高の低い尾平越(1,170メートル)に着いた。距離的には本日の行程の約半分だろうか。ここの真下には大分県の尾平地...
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祖母〜傾山縦走記㉙ 《一人歩きの特権》
いくつかのピークを越えて「古祖母山」(ふるそぼさん)1,633メートルに立った。この山の名前の由来だが、なんでも祖母山頂に祀られている豊玉姫が最初に降臨した山...
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祖母~傾山縦走記㉘ 《うーん“保護”ね~》
祖母山九合目の避難小屋を出て1時間半ほどで障子岳に立った。今夜の宿は傾山手前の九折避難小屋で正味8時間の行程だ。このペースなら途中でのんびりしても十分日没まで...
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祖母~傾山縦走記㉗《今にも霧の中から…》
何度か同じ山を歩いていると、年月が経つと随分と様子が変わっていることに驚くことがある。人気の山では大勢が歩くことによって登山道の植生が無くなり、表土が流出して...
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祖母~傾山縦走記㉖ 《山歩きの醍醐味とは》
祖母山からの下りは急な岩場から始まる。一応は固定ロープやハシゴが設置されている。ただロープもいつ更新されたものかわからないほど変色しているし表面が毛羽立ってい...
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祖母~傾山縦走記㉕ 《~時の神頼み…》
祖母山の山頂は9合目の避難小屋からゆっくり歩いても15分ほどだが、助走なしのいきなりの登りということもありしっかりと汗をかいた。着ていたカッパのファスナーを下...
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祖母~傾山縦走記㉔ 《一挙手一投足を考える》
夜半に屋根をたたく雨音と上空でゴーゴーと風が吹き抜ける音で何度か目が覚めた。しかもかなりの雨脚のようで窓にバチバチと雨粒が叩きつけている。寝ぼけた頭でもこの避...
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祖母〜傾山縦走記⑳ 《超贅沢品》
自分勝手な想像で祖母山九合目小屋は降り続く雨で宿泊者など皆無だと信じ切っていた。貸し切り状態の小屋に着いたらずぶ濡れとなったカッパや荷物を拡げて整理しよう。着...
